埼玉県養護教員会で講演させて頂きました!
昨日、埼玉県養護教員会で講演させて頂きました!
約300名の養護教諭の先生にお話を聞いて頂きました。
ありがとうございました!
アンケートを拝見しまして、いくつかこの場でお答えさせて頂きます!
①脈拍の強弱がどうやったらわかるようになるか
これは毎日練習あるのみだと思います。まずは正常な状態を理解するところが大事です。
8月11日の研修会に来て頂けますとシミュレーターを使用して強弱を体験して頂くことが可能です!
お申込はこちらから
②従命反応で手を握る力の強さは何か関係しているのか?
意識状態が悪い場合は握る力が弱くなるかもしれません。また。頭蓋内出血や頚髄損傷が疑われる場合は影響があることもあります。
③トリアージの説明がほしい!
医療従事者が行うSTART法トリアージはこちら
学校版トリアージについてはこちら
をご参照ください!
今度災害時の対応講習会を企画させて頂きます!
④アナフィラキシーの学生がエピペンを処方されていなかったら?
薬に関しては、医師の診察を受け処方されますので、ほかの方のエピペンを使うことはできません。
症状がある場合は急いで119番してください。
⑤搬送する際、担架より車椅子の方が良いことはあるか?
車椅子の方が少ない人数で安定して搬送ができます。しかし、意識が悪い場合で座る姿勢が保てない場合などは
担架で搬送するしかできません。意識がある場合は、本人にとって楽な姿勢を確認することが大事です。
⑥呼吸の確認方法
胸のあがりを見て・耳で聞いて・ほほで感じてと言われていましたが、
手を使って背中や胸にあてることがわかりやすいというご意見と
背中は難しいとのご意見を頂きました。今後検討していく必要がありますが、
息をしたときに動く場所を手で触れることができると、判断の際に有用化と思います。
ぜひ練習してみてください。
⑦脈拍の観察方法
初期評価ではあくまで短時間で緊急性の判断をするため、時間を短くしていましたが、
救急車が来るまでに時間がありますので、その後1分間観察し不整がないかを見て頂くことも問題ございません。
ただ、倒れている子どもが緊急性が高いかを判断する際に、最初に行う初期評価の段階では
10秒を目安に体験して頂きました。
他にもいろいろとご意見ありがとうございました!
一番多かった事例に関してですが、ぜひ皆様の事例も教えて頂けると幸いです。
今後とも宜しくお願い致します!
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